Terachi Seminar
寺地ゼミ 関西学院大学商学部

寺地ゼミについて

寺地ゼミでは「ゼロ」から「プロの学生」となることを目指して、研究活動に取り組んでいます。

3年生の間にディベート大会や討論大会に参加し、他大学・他学部の水準の高い学生と研鑽することで、専門知識を身につけ、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力の向上を図ります。

また研究活動のみならず、打ち上げや他大学との懇親会、学外活動(阿波踊りや酒ぐらルネサンス等)といったイベントにも力を入れています。研究活動によって得られる専門的能力に加えて、各種の活動を通じて人との関わり合いの中で得られるコミュニケーション能力が備わることで、真の意味での「プロの学生」になることができると私たちは考えています。

寺地ゼミはファイナンスコースのゼミであるため、銀行や証券会社といった金融機関への就職が突出して多いと考えられがちです。たしかにゼミで学んだ金融・財務分野の専門性を活かして金融業界に就職する人が多くいますが、寺地ゼミの就職先は毎年、金融業界のみならずコンサルティングファームやシンクタンク、不動産、製造業、総合商社など多岐にわたります。(詳しくは、HP内の「就職先一覧」を参照して下さい。)

すべての業界において必要不可欠な金融・財務の専門性に加え、寺地ゼミで身につけたプレゼンテーション能力やコミュニケ―ション能力が幅広い分野での就職を可能としていると思います。そのため、寺地ゼミに所属したからといって、就職先が金融業界に絞られてしまうというわけではなく、むしろ寺地ゼミでの研鑽によって就職先の選択の幅をより一層広げることができるようになると言えるでしょう。

まさしく、特定の業界に縛られることなく、真に社会全般に通用する「プロの学生」を目指すことがわれわれのゴールなのです。

沿革

1989年
寺地ゼミナール創設
鈴鹿にて夏合宿開始
グリーンピア三木にて冬合宿(新入生歓迎コンパ&追い出しコンパ)開始
1992年
新月祭にて「寺地商会」創業
1993年
寺地教授渡英のため一時休講(~1995年)
1996年
「関西学院大学国際系ディベート大会」(4ゼミ合同)開始
※2013年度に脱退
2001年
同志社大学(植田ゼミ)との合同ディベートを開始
2003年
全日本証券研究学生連盟主催「証券ゼミナール大会」への出場開始
2007年
経済学部(小林ゼミ)との合同ディベート開始
2008年
渋沢栄一杯 経済史・経営史ディベートリーグへの出場開始
2009年
寺地ゼミ20周年記念OBOG総会を開催
2011年
日経CNBCテレビで寺地ゼミが紹介される
2014年
寺地ゼミ25周年記念OBOG総会を開催
三商学部合同シンポジウムを開催
2018年
経済学部(田中ゼミ)との合同ディベート大会を開始
Bloomberg Global Investment Contestへの出場開始
2019年
寺地ゼミ30周年記念OBOG総会を開催
淡路島にて冬合宿(新入生歓迎コンパ&追い出しコンパ)開始
2025年
寺地ゼミ35周年記念OBOG総会を開催予定

寺地孝之 Takashi Terachi

1959年
広島県府中市に生まれる
1978年
広島県立福山誠之館高等学校卒業
1982年
関西学院大学商学部卒業
1987年
関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得退学
1988年
関西学院大学商学部専任講師
1993年
英国レディング大学経済学部客員フェロー(~1995年)
1998年
関西学院大学商学部教授 (現在に至る)
2011年
関西学院大学教務部長(~2013年)
2014年
関西学院大学商学部長(~2015年)
【学位】
博士(商学)、商学修士、商学士
【専攻】
金融史、国際金融論
【所属学会】
金融学会、社会経済史学会、経営史学会、生活経済学会、証券経済学会
【研究分野】
アムステルダムからロンドンを経てニューヨークへと至る国際金融センターの移行過程を長期的な研究テーマとしている。現在は、セントラルバンキングとフリーバンキングの視点から欧米各国の国内金融システムの形成過程を捉え、それらのネットワークとしての国際金融システムの形成過程とそこでのインベストメントバンクの役割について研究を進めている。また、フリーバンキングとの関連で、電子商取引、電子マネーなど金融革新の動向にも関心がある。
【担当授業科目】
(学部)ファイナンス入門、金融史、金融史各論、国際金融論、国際金融システム論、ファイナンス特論(インベストメントバンキング塾)、ファイナンス特論(野村證券寄付講座)、ファイナンス特論(日本証券アナリスト協会寄付講座 )、商学演習、研究演習Ⅰ・Ⅱ
(大学院)金融史特殊講義、外国金融史特殊講義、国際金融論特殊講義、国際金融システム論特殊講義、金融史特殊研究
【著書】
『近代金融システム論』、有斐閣、1998年